
小豆島いちご部会では、先日「令和6年産販売反省会」を開催し、本年度の販売状況や課題について協議を行いました。
主な協議事項
- 小豆地区管内の販売実績について
- 香川県内の販売情勢について
- 市場全体の動向について
- 個人別成績の発表
本年度も昨年に続き、全国的に高温傾向が続きました。特に年内の出荷が不安定となり、西日本ではその影響が顕著に見られました。
クリスマス需要期から2月にかけては高単価での取引が続いたものの、3月以降は一転して出荷量が急増し、市場全体として厳しい販売環境が続きました。安定しない出荷量や消費者動向の変化など、これまでの経験やデータが通用しない、非常に難しいシーズンとなりました。
小豆地区の実績
そんな中、小豆管内としては出荷数量が前年の98%となったものの、kg単価は前年を上回る103%を記録。kg単価は過去最高を更新する結果となりました。
個人別成績発表

今年度の個人別表彰は、以下のとおりです。
最優秀賞
・森井 浩太郎 さん
優秀賞
・木下 浩介 さん
・藤原 充浩 さん
努力賞
・石井 圭一 さん
・新屋 貴之 さん
・須藤 裕司 さん
・西村 明子 さん
受賞された皆さま、おめでとうございます。
今後に向けて
気候変動の影響により、いちご栽培の難しさは年々増しています。その中でも私たちは、状況に応じた栽培方法の見直しや工夫を重ね、小豆島いちごブランドへの信頼を守る努力を続けています。
また、物価上昇や消費動向の変化など、販売面でも新たな課題が出てきています。今後は市場や仲卸、販売店との連携を一層強化し、柔軟な対応を図りながら、消費者のニーズに応えていきたいと考えています。
引き続き、「小豆島のいちご」へのご愛顧をよろしくお願い申し上げます。