

令和5年度小豆島いちご部会栽培推進大会が開催されました。
今後の栽培管理について普及員から説明がありました。
続いて記念講演として病害虫専任指導員からうどんこ病の防除について。お世話になっている肥料メーカー各社から商品の説明をしていただきました。
①イチゴうどんこ病について
JA香川県 営農部園芸指導課 渡邊病害虫専任指導員 様
②イチゴの肥培管理等について
OATアグリオ株式会社 西日本支店四国出張所 様
③葉面散布肥料の使用方法について
株式会社生科研 アグリ推進法部営業部西日本課 様
ありがとうございました。
その後、圃場の巡回を行い、園主から栽培の概要を説明していただきました。
育苗もいよいよ終盤を迎えています。これからイチゴは花芽分化期に入ってきます。日長、肥培管理、気温等、条件が揃えば苗の中に花芽が作られてくるのですが、ここ数年、残暑が厳しく分化が思うように進まない傾向があります。今年も相変わらず気温が高く推移しており、分化の遅れを危惧しています。
このように自然条件次第の部分はありますが、生産者の努力できる部分もありますので今日学んだことを活かして少しでも良い状態の苗に仕上げられるように努めていきます。
🍓小豆島いちご部会
小豆島いちご通信8/16
紀伊半島から上陸、北上した台風7号。小豆島は台風6号で被害を受けている生産者が多く、立て続けにやってきた7号だったので被害が広がることを心配していましたが、幸いにも7号に関しては大きな被害はありませんでした。
台風は年平均で26.1個ほど発生し、日本には11.5個が接近するそうです。まだまだ台風シーズンは続きますので引き続き警戒していきます。
挿し苗から1ヶ月少々が経過しました。
育苗は根を育てる期間と言われる事もあります。
新しい根の先端付近をよーく見ると白い綿のようなカビのようなものがついているように見えます。
拡大すると根から毛が生えているように見えます。これを毛細根と呼び、肥料の吸収が活発な根です。潅水量が多過ぎたり、肥料が多過ぎたりすると毛細根が伸びてこなくなるので、健全に育てるための目安にしています。
7月13日に鉢上げをしたベリーポップはるひ。
ここまで大きくなってきました。まだ、女峰の苗に比べると小さいのですが、だんだんと勢いが良くなってきているので今後が楽しみです。
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🍓小豆島いちご通信7/27🍓
毎日暑い日が続きますね。週間予報を見てもあまりの夏っぷりに少しは遠慮して下さいよーと思うのが正直なところです。たまには雨でイチゴも人間も体を休ませたいところです。
そんな中ですが、挿し苗から2週間が経過しました。
付きっ切りで世話してきた甲斐もあり、ほぼほぼスムーズに活着しています。
根も鉢の底まで届いて、経過は例年通りです。まだ地上部は古い葉がそのまま残っているので頼りない感じはしますが、これからどんどん新しい葉が出てくるので摘葉を定期的に行っていきます。
潅水、施肥も本格化してきますが、まだ根の準備が万全とは言えない状況ですので引き続き慎重に管理していきます。
約18000本の苗がズラリ。活着がスムーズにいって眺めながらホッとしています。
根も鉢の底まで届いていますね。しっかり根鉢が形成されています。
ベリーポップはるひの苗も徐々に大きくなっています。
挿し苗と違い移植してから管理がとても楽に感じます。苗質もよく揃っています。
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🍓小豆島いちご通信 挿し苗完了🍓
本日、中国、近畿、東海の梅雨明けが発表されましたが、四国はまだのようですね。でも小豆島はギラギラと厳しい暑さが続いています。
人間にとっても、いちごの苗にとっても非常に厳しい季節。
そんな真っ只中ですが、ようやくいちごの挿し苗が終わりました。
先週挿したところは、だいぶ自立できるようになってきたので少しずつ遮光を外して環境に慣れさせている段階です。
挿して間もない苗はこの暑さでまだまだ萎れてクッタリしていますが、細霧の間隔を調整してなんとか活着まで頑張ってもらえるようにサポートしていきます。
これからも暑い日が続きますが、くれぐれもご自愛下さい。
トレーに土を入れて棚に並べています。
土の入れ具合も農家さんそれぞれにこだわりがあったりします。
右が7/10に挿した苗。もう萎れることは無くなりました。
🍓小豆島いちご通信 試験栽培について🍓
今年は小豆島いちご部会で試験栽培に取り組みます。
品種はベリーポップの「はるひ」と「すず」となります。
数年前にも小豆島いちご部会で試験栽培に取り組んでいた「よつぼし」と同様に種子から苗を育てるタイプの品種です。育苗の省力化、病害虫の遺伝、伝染を断ち切れるのも魅力的です。(減農薬)
はるひに関しては少量ですが出荷、販売を計画しているので楽しみにお待ちください。
406穴プラグトレー。このトレー1枚で406本の苗があります。
1本1本トレーに移植していきます。根が最初から用意されているので萎れることなく移植後の管理も安心感があります。
これで1218本。苗質が綺麗に揃っています。
今後の生育が楽しみです。
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🍓小豆島いちご通信🍓
現在、小豆島ではいちごの挿し苗シーズンを迎えています。
当農園でも10日から始まって、途中休みも入れて18日に終わる予定で作業を進めています。
予冷庫に入れて保管しておいた苗は、しっかり水揚げした後に、
挿しやすいようにカットしていきます。
深く挿し過ぎると、病気の原因になったり、生育に悪影響が。かと言って、浅すぎると根を下ろす前に倒れてしまってそのまま萎れてしまったりします。繊細な作業です。
丁度良い深さを目指して、丁寧に。でも素早く。黙々と挿していきます。
奥までで約55m。1万本の苗を挿し終えました。
また後日同様の流れで残りの苗8000本を挿していきます。
挿してすぐの苗はすぐ萎れてしまうので、ミストを散布して萎れを防止してやります。乾き具合を見ながらになりますが、カラッと晴れている日で40分間隔くらいでしょうか。根を下ろして自立するまでは苗につきっきりで世話しています。
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小豆管内販売実績、県内販売情勢、市場情勢の報告、協議が行われました。
販売実績としては、出荷量は前年より3%減少となりましたが、年間通しての販売単価が過去最高となりました。
出荷先の市場各社から共通して、物価高の影響が大きく消費者の節約志向。販売店も経費が上がり、売価に反映せざる負えないが、そうすると消費者が離れてしまう等、価格設定が非常にシビアで難しい状況だとお聞きしました。その中でも、小豆島というブランド、高い品質から小豆島のいちごはまだまだ伸ばせる力があると力強いお言葉を頂きました。
次年度以降もいろいろな規格に取り組むなど、消費経済動向、消費者の嗜好の変化についても注視し、より柔軟な対応を行うとともに、産地としての特色を発揮し、産地の地位向上に努めていきたいと思います。
ここ3年ほど、毎年新しい仲間が小豆島いちご部会に加わっています。今年も豊島地区に1名加わり、小豆島いちご部会の会員も28名となりました。今後も出荷量を伸ばしていくとともに、安定した生産体制を維持できるよう生産者一同、一致団結して努めていきます。
令和4年度産の個人別成績発表がありました。
最優秀賞 森井浩太郎
優秀賞&努力賞 石井徹
優秀賞 佐伯博之
優秀賞&努力賞 岡田和也
優秀賞 石井圭一
努力賞 藤原充浩
特別賞(最優秀新人賞) 浜岡貞行
*敬称略
受賞された皆様。おめでとうございます。
会議の後は、懇親会が開催されました。
アフターコロナを迎え、より活発に部会活動を行えるようになりました。令和5年度産いちごの出荷に向けて育苗が始まったばかりですが、新しい取り組みも進めております。楽しみにお待ち下さい。
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小豆島いちご通信7/2
7月に入り、ランナーの切り離しを始めました。
今年は梅雨入りも早く湿度の高い日が続いていることもあり、例年よりも発根が早く進んでいます。
ただ、根だけでなく、葉柄、ランナーも伸び気味なので作業にやや追われている感じもします。
切り離したランナーは挿しやすいように葉を整理し、大きさ毎に束ねて必要本数が確保できるまで予冷庫に貯めていきます。
必要本数確保出来次第挿し苗をします。
🍓小豆島いちご部会🍓
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