小豆島いちご部会
小豆島と豊島の28軒のいちご生産者で組織。
栽培品種はすべて女峰で高設栽培を採用。
部会で栽培方法を統一し、高品質の上に、品質の揃ったイチゴの出荷をしております。
主な歴史
・昭和61年 土庄町大鐸地区の5戸の農家、40aの栽培面積でスタートした。品種「宝交早生」で始まり翌年から「女峰」へ。
・平成元年、「小豆島イチゴ研究会」が発足。生産技術の研究及び会員相互の親睦と団結を図り、全量共同出荷による有利販売を目指す。
・平成7年、生産者、栽培面積が増えていき「小豆島いちご部会」を発足。
・平成8年、香川大学、香川県青果連、県等が中心になって「香川型イチゴピート栽培システム」を開発。部会員の一人も養液栽培(発泡スチロール方式)の試作を行い、労働負担の面、生産性の面でも良い成績が得られることがわかった。イチゴ部会では産地の維持や今後の発展のためには労働環境の改善は不可欠であると判断し、このシステムの導入することに決定。
・平成10.11.12.13年と大規模な事業に取り組み、栽培面積を拡大する。(池田、内海、豊島へいちご栽培が拡がる)
・平成13年、食の安全に対してのPRとして普及センターの呼びかけで販売戦略会議を開催、生産者、JA、市場、仲卸業者、量販店、バイヤー等、小豆島のイチゴに関わる全ての関係者が一堂に会し、今後の方向を検討した。その中で、量販店バイヤーから農薬の使用量を半分以下にして「安全のお墨付き」が欲しいと提案され、産地としてすぐには実現できないが、中長期的な取り組み課題として持ち帰り、全生産者で害虫の天敵である(チリカブリダニ等)を導入し、減農薬への取り組みを始める。
・平成20年若手の生産者グループ「苺一会」を組織。現在9名が所属。若手ならではのアイデア、活動を部会活動に活かすために組織されました。主な活動としてブログ、SNS等を活用した情報発信。島内ビニールハウスの張り替え作業等を請け負う。
・平成25年地元企業、飲食店のご協力のもと加工品等に取り組む。島内での販売を伸ばし、地産地消を進める。
・平成27年 小豆島いちご部会30周年記念大会が開催される。
・平成31年 小豆島いちご部会発足25周年記念大会が開催される。
・令和6年 ロゴマークを作成。フィルム、段ボールデザインを一新させる。