小豆島いちご通信 6/24

観察圃場ですが、出荷を終えて10日ほど経過しました。

疲れ切った体を少しずつ休めながら、いちごの片付け、育苗の準備を進めています。

まず土壌に残った肥料分を洗浄した後に、イチゴの株を刈り取って運び出しました。

いちごを運び出した後は、黒マルチで被覆して、太陽熱消毒をします。

太陽の熱を利用して土の温度を上げて、土の中の悪い病原菌や害虫をリセットし、次年度に向けての土壌環境を整えていきます。

同時に育苗に向けて、育苗ハウスの整備です。土を全部、ハウス外に運び出して育苗用の棚にします。

夏の強すぎる日射しを和らげるために遮光ネットを設置しました。

床を綺麗に掃除した後に、ハウス内全体を消毒して、苗の受け入れ準備完了です。

ナイアガラ育苗も終盤です。今年はランナーの発生も良く、苗質もよく揃っているように感じます。

ランナーが垂れ下がっている様子に迫力がありますね。

 

あと1週間ほどで、切り離し、挿し苗という流れになります。

いよいよ本格的な育苗シーズンに突入です。

 

さて、小豆島いちごの出荷ですが、明日が最後との事です。

生産者の皆さん、本当にお疲れ様でした。

そして、小豆島のいちごを購入、応援して下さった皆様本当にありがとうございました。

先にも書いておりますが、さっそく次年度の出荷に向けて準備を進めています。

いちごをより美味しく育てることができるように。1年1年少しでも成長できるように、一層精進してまいります。

次年度の小豆島いちごも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。