9月も中旬を迎えました。
今年は小豆島を含む香川県内で炭疽病の発生が多く、小豆島いちご部会内でも苗の融通を図りながら、定植苗の確保に努めている状況です。
現在、管理の重点は花芽分化を意識した段階に入っています。花芽分化とは、いちごの内部で花となる組織が形成される過程を指します。
この花芽分化に影響を与える大きな要因は、短日、気温、窒素(肥料)です。近年では特に気温が問題となっており、今年も厳しい残暑が続いているため、花芽分化の遅れが懸念されています。
少しでも確実に花芽分化を促すため、緻密な施肥管理を徹底し、適切な時期に定植できるように努めています。