ステップアップいちご塾

ステップアップいちご塾が開催されました。

JA、普及所、若手生産者&新規就農者でこれまでの栽培マニュアルの一歩先へ進めるようにと勉強を進めています。

スマート農業という言葉を聞いたことはありますか?

「スマート農業とは、ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現する等を推進している新たな農業のことです。」

引用:スマート農業とは、どのような内容のものですか。活用によって期待される効果を教えてください。:農林水産省 (maff.go.jp)

小豆島いちご部会でもスマート農業に取り組んでいます。写真は、全いちご生産者が導入しているらくちんコントローラーの新型です。現在小豆島では5台導入されています。

ビニールハウス内の温度、二酸化炭素濃度、潅水など設定した通りに自動で制御しています。また、ハウス内気温などの観測値はクラウドに保存されてスマホ、PCからどこからでも閲覧できます。(さぬきファーマーズステーション)また、集まったデータを過去に遡って分析することで、これまで以上にいちご栽培を高度化することができます。

小豆島いちご部会では、新型らくちんコントローラー以外にも、環境モニタリングシステムが導入している生産者もいるため、それらのデータを持ち寄って栽培の分析、改善を進めています。

ベテラン生産者、優秀な生産者の栽培技術をデータ化し、共有することで産地全体の栽培技術の高位平準化。また次の世代へ継承する上で有効ではないかと期待されています。

今後、定期的にステップアップいちご塾を開催することになっています。