令和5年産小豆島いちご部会出荷販売会議

令和5年産小豆島いちご部会出荷販売会議が開催されました。

こちらのブログでも度々伝えていたことではありますが、育苗期、特に花芽分化に影響をおよぼす9月中旬に気温が平年比+3.7℃と非常に暑かったこともあり花芽分化に遅れが見られました。それに伴い出荷にも遅れが見られ、年内出荷(クリスマス時期)の出荷量確保が困難な状況が想定されています。

また世界的に発生している物価高の影響によりスーパー等の量販店での購買にも影響が出ていると市場からお話がありました。

我々にとっても肥料、出荷資材、運賃、燃料など生産にかかる経費が年々上昇している中、なかなかいちごの販売価格にそれらを反映できない厳しい状況が続いています。市場からはそういう厳しい状況は理解している。量販店、バイヤーに対しても妥協することなく強気で販売していきたいと心強いお言葉を頂きました。

会議の後は、懇親会が行われました。

栽培の情報交換、それぞれが考えている事などお酒を酌み交わしながら楽しい時間を過ごしました。

小豆島いちご部会内では早い作型で11月下旬頃から出荷が始まります。12月中旬くらいから安定した出荷量がまとまってくる見込みとなっています。

年内の出荷が遅れてスタートするという状況ではありますが、長いいちごシーズンですので、関係各社、楽しみに待って頂いている消費者の皆様の期待に応えられるよう、いちご栽培、出荷に尽力いたします。

令和5年産の小豆島のいちご。よろしくお願い申し上げます。