月別アーカイブ: 2019年7月

いちごの苗 葉かぎ。

暑い日が続きますね。

日中のビニールハウス内は35℃を軽く越えてきます。

なので、午前中と夕方に作業をして、昼間はのんびり過ごすっていうのがいちご農家の日常です。

さて、いちごの管理作業ですが、大苗の葉切りを始めました。

古い大きな葉がいつまでも寝そべった状態では、灌水が不揃いになったり、空気の停滞から

病気の発生源になったりします。1回目なので、株元を大きく動かさないためにハサミでカットします。

スッキリしましたね。

株元まで光が届くようになり、健全な新葉の生育を促すと共に、軟弱徒長を防ぐためでもあります。

今後も9月下旬の定植まで定期的に葉かぎを行います。

梅雨明けからのいちご苗管理。

梅雨が明けましたね。

晴れたら晴れたでなんとも暑い。

今まで雨ばかりで気温も低く推移していたので、いちごの苗もビックリしていると思います。

少しずつ、この気温、日射しに慣れさせていくことをイメージしながら管理していきます。

だいぶ根が伸びてきました。

ただ、梅雨の期間が長かった影響かやや新葉の動きだしが鈍いように感じます。

まだまだ先は長いので良い苗に仕上がるよう努めてまいります。

古株の除去

2回目に挿した苗も明日で1週間。

だいたい活着が確認されて、萎れも改善されてきました。

ここのところは、苗のミスト散布の合間に、事務仕事、圃場の雑草片付け、床掃除。

そして今日紹介する、古株の除去をコツコツと進めております。

熱消毒中のマルチを一旦外して、古株を鎌で一本一本取り除いていきます。

熱消毒の効果でだいぶ腐食が進んでいるので、軟らかくなっています。

除去後は、土が浮いてしまっていて、水が浸透しにくくなるので、軽く締め固めてやります。

そこまでできたら、もう一度マルチ被覆して太陽熱消毒を継続していきます。

ようやく梅雨明けの気配が見えてきたので、これから熱消毒も一気に進んでくれることを期待しています。

苗もすくすく育ちますように。

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挿し苗が終わりました。

予定していた挿し苗19000本が無事に終了しました。

ここ数年に無い梅雨らしい梅雨で、雨や曇りの日が多く、挿し苗には良い環境で作業が進みました。

挿し苗後1週間の苗です。

この天候のおかげで活着が順調に進みました。

現時点で活着不良の苗はどんどん廃棄します。そういった苗も育たないことはないのですが、病気の発生源になりえます。病気を発生させないことと、健全な苗で揃えることが後々の管理のしやすさに繋がってきます。

さて、これまでは梅雨らしい天気で良かったのですが、今後の成長にとっては日射しが欲しくなります。関東でも記録的な日照不足だということで、ニュースになっていますね。

梅雨明けはいつになるでしょうか。

待ち遠しいですね。

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平成30年産 小豆島いちご販売反省会

平成30年産 小豆島いちご販売反省会が開催されました。

小豆管内販売実績、県内販売実績、市場情勢についてJA、市場から説明がありました。

全体的に青果物の販売が苦しい状況の中、いちごの独り勝ちの年だったと説明がありました。小豆島のいちご販売単価も数年前から比べ右肩上がりの状況が続いております。JA、市場からもまだ上を目指していきましょう!と力強い目標を示して頂きました。とは言え、いつどのようになるのか分からない怖さもあります。そのような中ではありますが、現状に満足することなく、様々なことに取り組んで行き、産地の地位向上に努めていきたいと思います。

個人成績の発表もありました。

(敬称略)

最優秀賞:森井浩太郎

優秀賞:佐伯博之、藤原正善、石井圭一

努力賞:矢麦貞雄、森口久士

おめでとうございます。

その後、最優秀賞受賞者の森井さんの乾杯の挨拶で懇親会が行われました。

みんなで個人の成績(データ)を持ち寄り、次年度に向けて活発に情報交換が行われていました。

いちご生産者として、仲間ではありますが、みんなライバルでもあります。

切磋琢磨しながら、栽培技術の向上に努めてまいります。

 

挿し苗後の萎れ防止

挿し苗後は、活着するまで目が離せない日が続きます。

葉が渇いたらミスト(水)を散布して萎れ防止をします。

晴れた日は30~40分間隔。

根が伸びるにつれて、萎れなくなってくるので、それに合わせて

ミストの回数を減らして、環境に慣らしていきます。

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挿し苗 1回目

今日は1回目の挿し苗です。

まずは10000本です。

時々晴れるくらいで、挿し苗にとっては丁度良い天気でした。

しっかり活着(根を下ろす)するまでは目の離せない日が続きます。

同時に明日から2回目の挿し苗に向けて再び苗を貯めていきます。

2回目の挿し苗は1週間後の予定です。

土入れ

挿し苗に向けてすくすくトレーに土入れをしました。

土の入れ具合によって、土の硬さ、水捌けが変わります。

後々の灌水にも影響してくるので慎重にすすめます。

架台に並べていきます。

トレーの底からバタバタと排水するまでしっかり灌水します。

トレーの横に直射日光が当たると地温が上がり過ぎるのでタイベックで被覆して上昇を防ぎます。

準備完了です。

明日は挿し苗1回目です。

 

ナイアガラ育苗 切り離し

ナイアガラ育苗の切り離しが始まりました。

切り離したランナーの葉の枚数調整、苗の大きさによって選別、病害虫の被害確認等をしていきます。

こちらが、調整された苗。

挿し苗予定日まで、冷蔵庫で保管します。

当園では2万本の苗が必要ですので、確保できるまで毎日続きます。

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栽培講習会&総合防除協議会総会

育苗に向けての栽培講習会と総合防除協議会の総会と講習会が開催されました。

総合防除(Integrated Pest Management: IPM)とは、病害虫の防除のために農薬だけに頼るのではなくて、病害虫の発生しにくい環境作りを含め、いろいろな防除手段を組み合わせることによって農薬の使用を減らしたり、環境にも人にも優しい防除体系のことを言います。

小豆島では全生産者がこの総合防除に取り組んでおります。例えば、フェロモントラップや粘着盤板を活用した害虫発生の予察、物理的防汚、害虫の天敵放飼、UV-B(紫外線)照射による病害虫の防除等、積極的に取り組んでおります。

今日はこれまでの成果の報告、新たな技術の試験、研究の成果の報告もありました。

総合防除を含め、美味しいはもちろん、安心安全のために栽培技術の研鑽に努めて参ります。

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