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小豆島いちご通信 減農薬の取り組み

小豆島いちご通信 減農薬の取り組み

暖かった10月もようやく気温が下がってきて、平年並みかやや低い気候になりました。イチゴにとっては2番花の分化期でもあるので、気温が下がってくれてホッとしています。観察圃場ではパラパラと開花も始まってきました。来週中にはだいぶ咲いてきそうです。

さて、今年も天敵放飼の時期になりました。イチゴにとってとても悩ましい害虫であるハダニ。そのハダニを食べてくれる天敵(チリカブリダニ、ミヤコカブリダニ)をビニールハウスの中に入れました。ハウス内に生態系を作って、害虫被害を軽減、防止する技術です。小豆島いちご部会では平成13年から全生産者が天敵を導入するようになりました。

こちらはハスモンヨトウ(蛾)のフェロモントラップ。

名前の通り、オスをおびき寄せる香りを出して捕まえる罠です。圃場周辺でのハスモンヨトウの発生状況の予察と同時に物理的に捕まえることで被害を軽減させる技術です。

その他にも一部の生産者ではUV-B(紫外線B波)を照射して、病害虫の発生を抑える技術やバチルス菌等の微生物を利用して病気の発生を抑えるなど様々な方法を取り入れて減農薬に努めています。

小豆島いちご通信 10/13

定植から20日が経過しました。

小豆島は相変わらず暑い日が続いていましたが、今後急激に気温が下がってきそうです。

落差が激しいので風邪を引いたりしないように気を付けましょう。

いちごは、育苗時の古い葉も残り2枚程度。定植後に展開した大きな葉がメインとなってきました。あと10日ほどで見違える姿になると思います。

そして、株元には蕾が見えてきました。定植後の暑さで心配していたのですが、日に日に確認できる蕾が増えてきて、ホッとしています。

まずは一安心といったところなのですが、これからどれだけの割合で蕾が上がってくるかで年内の収穫量に大きく影響してくるので、まだまだ要観察です。

この時期、害虫の活動も非常に活発です。香川県病害虫防除所の病害虫発生予察でも、アブラムシ、ハスモンヨトウ等、例年よりもやや多いとなっています。貴重な新葉、蕾を食べられてしまわないように気を付けましょう。

育苗に使っていたトレーも消毒、洗浄が終わりました。来年使う時まで倉庫にしまっておきます。

ビニールの張り替え

10月に入ってから島内のビニールハウスの張り替えが若手生産者グループ苺一会のメンバーによって進められています。

島内にはビニールハウスの職人がいないため、島外から職人を呼ぶことになります。ですがそれでは、出張料等、経費が多くかかってしまったり、職人との予定があわなかったりするため、出来るだけ自分達で助け合ってビニールの張り替えや修繕を行っています。

今日の現場ではビニールの張り替えと巻き上げ用のパイプの交換を行いました。

これから1ヶ月程度、張り替え作業が続きます。

小豆島いちご通信 10/3

小豆島いちご通信10/3

定植が終わって10日が経過しました。

資材の片付け、圃場内の床の掃除、防除、苗の見回り、植え替え等しながら毎日を過ごしています。

新しい葉も出てきて、葉のボリューム感が出てきましたね。

定植してから1枚半~2枚くらい葉が増えたでしょうか。

そろそろ葉欠き等の株管理も本格的に始まります。

心配していたとおり10月に入っても気温は高い傾向が続いており、影響が出ないか心配しています。まずは10月下旬くらいに出蕾が揃うかどうか。そして2番花の花芽分化が進むかどうか。いちごにとって微妙な時期に差し掛かっています。

 

小豆島いちご通信 定植完了

当園では9/20から定植を初め、9/23に無事に定植が完了しました。今年は天候に悩まされる育苗になりましたが、無事に定植を終えられて安堵しています。

ビニールハウス内に緑が入り、いちご畑っぽくなりましたね。育苗は終わりましたが、同時にいちごの出荷へ向けての始まりでもあり、安堵と同時に身の引き締まる思いでもあります。

長期予報では10月に入ってからも例年よりも高温傾向が続く見込みです。いちご農家にとっては今後も難しい舵取りとなりそうな気候です。2番花の分化に向けて慎重な温度管理、液肥管理を求められそうです。

いちごの出荷ですが、早い生産者で11月中旬から始まる見込みです。もうしばらくお待ち下さい。

小豆島いちご通信 花芽分化状況

花芽の検鏡もクライマックスを迎えています。

今年は9月に入ってからも悪天候が続き、8月に続いての日照不足となり難しい管理が続いていました。ですが、この天候もあり気温は比較的低く推移することとなり、花芽分化的には例年よりも早い傾向があります。

夜冷作型はすでに定植を終え、現在、普通ポット作型の検鏡が行われています。こちらも例年より早く花芽分化が進んでいるようです。

まもなく小豆島、豊島といちごの定植作業ラッシュとなります。

そんな状況に水を差すように台風14号が接近中です。予報では直撃となっています。台風の勢力としては弱い部類ですが、油断せずしっかり準備して、無事に乗り切ってから定植を始められたらと思います。

小豆島いちご通信 8/31

小豆島いちご通信8/31

育苗後半戦を迎えています。

皆さんご存知かと思いますが、8月は日本各地で豪雨災害がありました。ここ小豆島では大きな災害はありませんでしたが2週間ほど雨が降り続きました。

本来、株の充実を図れる期間だっただけに、長雨の影響は大きく、現在も例年に比べるとやや迫力に欠ける苗となっています。幸いにも雨が上がってからは晴天続きでググっと勢いづいてきていますので、今後に期待して丁寧に世話してあげたいと思います。

これからいちごの苗は花芽分化といって、花となる組織が体内で作られる時期になってきます。日長時間、日平均気温、植物体内の栄養状態が大きく関わってきます。クリスマスに出荷のピークを持っていけるように確実に花芽分化が進むように繊細な管理を要する時期となります。

 

小豆島いちご通信 8/11

小豆島いちご通信8/11

暦の上では立秋を迎えました。

いちごの育苗も中盤戦です。

先日の台風9号が過ぎてから、一気に季節が動いた感じで過ごしやすく感じます。

ただ、これから秋雨前線が長期間停滞するようで、日照不足から影響が出てきそうです。

水不足も心配ですが、降り過ぎも心配ですね。

 

 

小豆島いちご通信 8/2

小豆島いちご通信 8/2

梅雨が明けてからというもの、まったく雨が降らず、カンカン照り猛暑が続く小豆島です。

いちごの苗は一部、暑さに耐えられず、葉が焼けてしまったりする苗も見られますが、病気も見られず、まずまずな生育を続けているように感じます。

根もだいぶ充実してきました。

この暑さですので、潅水量のミスは命取りになりかねません。慎重な水管理を心掛けています。

葉の展開も早くなってきたので、これからは定期的な葉かぎを進めていきます。

 

小豆島いちご通信 7/25

小豆島いちご通信7/25

葉が込み合ってきたので、葉切りを始めました。

1回目を根を動かさないように、ハサミでカットしていきます。

2回目からは、袴から綺麗に葉かぎをするようにしています。

葉の調整することで、新葉に光を届けて健全な成長を促します。

また、空気の停滞も解消されるので病気の予防にもなります。