月別アーカイブ: 2023年11月

小豆島いちご通信11/23

🍓小豆島いちご通信11/23🍓

11月も下旬を迎え12月が目の前に迫ってきました。

小豆島いちごの出荷ですが、数名の生産者の出荷が始まりました!!

まだ出回ってる数は少ないとは思いますが見かけましたら是非ご賞味下さい。

観察圃場はというと、出荷までにあと2週間ほど必要な状況です。

現在の花の雰囲気と、例年より遅い時期からの出荷ということで最初から大玉のいちごの出荷ができるのではと思っています。

長い間お待たせすることになっていますが、もうしばらくお待ちください。

そんな中、試験中の品種、ベリーポップはるひは、チラホラと色付き始めました。株元には2番花が見られるようになっています。もう少しで記念すべき最初の一粒を収穫できそうなので楽しみにしています。量がまとまり次第、出荷が始まります。楽しみにお待ち下さい。

令和5年産小豆島いちご部会出荷販売会議

令和5年産小豆島いちご部会出荷販売会議が開催されました。

こちらのブログでも度々伝えていたことではありますが、育苗期、特に花芽分化に影響をおよぼす9月中旬に気温が平年比+3.7℃と非常に暑かったこともあり花芽分化に遅れが見られました。それに伴い出荷にも遅れが見られ、年内出荷(クリスマス時期)の出荷量確保が困難な状況が想定されています。

また世界的に発生している物価高の影響によりスーパー等の量販店での購買にも影響が出ていると市場からお話がありました。

我々にとっても肥料、出荷資材、運賃、燃料など生産にかかる経費が年々上昇している中、なかなかいちごの販売価格にそれらを反映できない厳しい状況が続いています。市場からはそういう厳しい状況は理解している。量販店、バイヤーに対しても妥協することなく強気で販売していきたいと心強いお言葉を頂きました。

会議の後は、懇親会が行われました。

栽培の情報交換、それぞれが考えている事などお酒を酌み交わしながら楽しい時間を過ごしました。

小豆島いちご部会内では早い作型で11月下旬頃から出荷が始まります。12月中旬くらいから安定した出荷量がまとまってくる見込みとなっています。

年内の出荷が遅れてスタートするという状況ではありますが、長いいちごシーズンですので、関係各社、楽しみに待って頂いている消費者の皆様の期待に応えられるよう、いちご栽培、出荷に尽力いたします。

令和5年産の小豆島のいちご。よろしくお願い申し上げます。

若手いちご生産者グループによるビニールの張り替え作業。

毎年10月~11月中旬にかけて小豆島いちご部会、若手生産者グループ「苺一会」のメンバーで小豆島内のビニールハウスの張り替え作業を進めています。

島外のビニール張り替え業者に依頼すると非常に高額な料金になるため、できるだけ仲間と助け合って作業を進めています。

 

小豆島いちご通信11/4 出蕾~開花へ

🍓小豆島いちご通信11/4🍓

定植から1ヶ月が経過しました。

現在、女峰は出蕾期~開花期を迎えています。

ただ、夏の猛暑、残暑の影響で出蕾の遅れ、バラつきが目立ちます。年内の出荷に大きく影響しそうな状況になっています。悩ましい状況ですが、イチゴのシーズンは長いので遅れを取り戻せるように舵取りをしていきたいと思います。

試験中のベリーポップはるひは女峰に比べて出蕾も早く、揃いもよく、開花している花が目立っています。品種の違いによる生育の差を実感しています。