小豆島いちご通信7/25
葉が込み合ってきたので、葉切りを始めました。
1回目を根を動かさないように、ハサミでカットしていきます。
2回目からは、袴から綺麗に葉かぎをするようにしています。
葉の調整することで、新葉に光を届けて健全な成長を促します。
また、空気の停滞も解消されるので病気の予防にもなります。
小豆島いちご通信 7/7
苗を挿したら根を下ろすまで付きっきりで管理します。
自分の根で水分を吸い上げられないので、すぐに萎れてしまいます。
萎れが酷くなるとそのまま枯れてしまうので、萎れ防止に霧吹きをしてあげます。
その日のその時の気候条件で霧吹きの頻度は変わってきます。
今の時期はコロコロと天気が変わりやすく、臨機応変な対応が大切になってきます。
イチゴの根をよく見ると毛細根が伸びてきています。
とても繊細な根で、太い根ももちろん大切なのですが、水や栄養を吸収する上ではこういう根の発生、働きがとても大切です。
育苗期間は根を育てる期間と聞くことがあります。
見えにくい部分ではありますが、常に意識した管理に努めていきます。
本日は令和2年産小豆島いちご販売反省会が開催されました。
今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、市場関係者はリモートで参加していただきました。
小豆地区管内販売実績、県内販売情勢、市場情勢等について報告、協議が行われました。
今年産は新型コロナウイルスの感染拡大が起こってから2回目の販売でありましたが、JA、市場等、販売にご尽力頂き、若干の単価の落ちはあったものの、大きな影響無く売り切ることができました。ありがとうございました。栽培面でも、生産者みんなの努力により平均収穫量も過去最高という結果となりました。
*撮影時だけマスクを外しております。
個人成績発表と表彰も行われました。
最優秀賞:森井浩太郎
優秀賞:佐伯博之、藤原充浩、石井圭一、石井徹、佐々木秀樹、佐伯市弥、山本正彦、山本美和
努力賞:佐々木秀樹、山本美和
おめでとうございました。
さて、いちごの出荷を終えての販売反省会でしたが、次年度産のいちごの出荷に向けての栽培は始まっています。本日から挿し苗がスタートしたという生産者もいるとのことです。厳しい季節での育苗が始まりますが、11月からの出荷に向けて良い苗に仕上げられるように努めてまいります。